2013年4月9日
建築設備分野では、優れた耐食性と高い強度を有するステンレス鋼管は、蒸気・冷温水・冷却水などの空調用配管、給水や給湯などの衛生配管に用いられてきた。2006年からは消火設備配管にも使用されている。
日本ステンレス協会は1983年に「建築用ステンレス配管マニュアル」を創刊し、その後、1987年と1997年に改訂版を出版した。その後、ステンレス配管の接続などの施行技術は格段に進歩し、また、数々の研究成果を踏まえて、あらたに2011年に三次改訂版が出版された。ニッケル協会はステンレス協会と協力して、これまでに、1987年版を英語に翻訳し、英語版(文献番号12008)を印刷出版しているが、今回、この三次改訂版を英訳し、2012年に完成した。改訂英語版(Revised Edition 2012 文献番号12008)のPDFは下記より入手可能です。なお、原書である日本語改訂版については、ステンレス協会にお問い合わせください。
■ 「建築用ステンレス配管マニュアル」英語版(Revised Edition 2012)
https://www.nickelinstitute.org/~/media/Files/TechnicalLiterature/12008_PipingManualStainlessSteelPipesForBuildings.ashx